経営のクラウド化推進コンサルティング

 

 経済産業省は「IT経営」を次のように定義しています。

 

IT投資本来の効果を享受するためには、目的なく単に現業をIT化するだけでは不十分であり、自社のビジネスモデルを再確認したうえで経営の視点を得ながら、業務とITとの橋渡しを行なっていくことが重要である。このような、経営・業務・ITの融合による企業価値の最大化を目指すことを「IT経営」と定義する。

 

 しかし、現在はクラウドコンピューティングの時代です。ITシステムを企業内に構築して持つ時代ではなく、ITシステムもサービスとして利用する時代です。当事務所では「IT経営」と「経営のクラウド化」は同じ意味として考えています。

 

 一般的に経営のクラウド化を実現するためには、経営者の方が抽象的に思い描いている内容を具体的な戦略に落としこむところから始まります。

 第一の方法としては、競争優位を獲得するために自社の経営課題や強み弱みを明確に「見える化」します。ここでは、行なっている事業のポートフォリオ分析SWOT分析経済性工学管理会計AS-IS・TO-BEモデル作成とギャップ分析等の分析のためのフレームワークを利用します。

 第二の方法は、「見える化」した内容を社内の各部門で議論したうえで「合意形成・共有化」し、部門間のバリューチェインを最適化する「ビジネスモデル」を策定します。部門間の合意形成過程では各部門より様々な意見が出て収拾しない場合がありますが、合意形成に向けて議論のファシリテーションをさせて頂きます。

 第三の方法は、策定されたビジネスモデルの「どこにクラウドを活用し、何を得るのか」を検討し、最終的なクラウド戦略に落とし込みます。クラウド戦略の策定には、クラウドを活用して得られる以下のようなビジネスメリットを盛り込みます。

  1. 経営判断のスピードアップ
  2. ビジネスモデルの早期立ち上げ
  3. 競争力強化のための取引・売上・顧客情報分析と新製品・新サービス企画への利用
  4. 属人性を排除したノウハウの蓄積・伝承
  5. 社内のコミュニケーション強化

 しかし、クラウド戦略が定まってもクラウドコンピューティングに移行しなければ経営のクラウド化はできません。

でも、ご安心下さい。クラウド上にある様々なアプリケーションから最適なものをご提案させて頂きます。

 

 

 

 

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